くらしの保育(異年齢保育)への取り組み
~子ども達のやりたいことに耳を傾ける~
さくらんぼでは大家族をイメージして1~5歳児が共に過ごすくらしの保育(異年齢保育)をしています。
”クラス”ではなく”おうち”と呼びます。
様々な年齢や個性ある子ども達と日々過ごす中で、兄弟の様に育ちあったり、
さりげない優しさや思いやりの心、大きい子たちに憧れて「やってみたい!」という想いが自然とわいてきます。
開園して38年が経ちますが、時代の流れと共に、共働きやひとり親家庭等が増え、様々な家庭の事情が見えてきました。中には朝7時から夜7時まで、12時間保育園にいる子どももおり、忙しそうにしている保護者の方を見ると『園で過ごしている間ぐらいは、時間にとらわれずゆっくりのんびり、自分の好きな事をして過ごしてほしい』『保護者にとっても子ども達にとっても、実家のような居心地のいい保育園でありたい』という思いがわいてきました。そして、8年前に同年齢保育から、くらしの保育(異年齢保育)に保育の形態を変えました。
1~5歳児が大家族のように過ごすさくらんぼのくらしは、(以前のように運動会や発表会等はありませんが)
子ども達が毎日自分で好きな事をみつけて、満足するまであそび、心も体も充電できるような、日常のゆったりとした時間が流れています。